模擬お祭り体験
約180 年続く、茨城町の伝統行事「あんば祭り」。数隻繋ぎ合わせて作った船を山車(だし)に見立てて涸沼の湖畔に浮かべ、水上でお囃子に合わせて踊る、全国的にも珍しいお祭りです。
毎年7 月下旬に行われますが、お祭りの時期以外でも、体験の日程に応じてあんば祭りの模擬体験が可能です。
「あんば祭り」名前の由来
江戸時代、村で天然痘が流行。村の人々は茨城県南部の稲敷市大杉神社から疫病退散の神「あんば様」をお迎えし、涸沼のほとりに現在の大杉神社を建立しました。その後、病は治ったという言い伝えがあり、これが茨城町の「あんば祭り」のはじまりと言われています。
夕方から夜へ近づくと、湖畔沿いに行灯(あんどん)が灯されます。
ライトアップされた山車の提灯の光が湖面に映り込み、とても幻想的です。
船上でカラフルな浴衣や着物に身を包み、おかめやひょっとこ、狐などのお面をつけた演者や踊り子さん達が、お囃子に合わせて次々に踊りを披露します。
お祭りの後半では、山車が並んで一斉に踊る「のっこみ」が行われ、会場は大盛り上がり。クライマックスでは湖上に花火が上がります。
茨城町の人々が、毎年とても楽しみにしているお祭りです。
- 場所
- 大杉神社 茨城町下石崎地内
- 時期
- 6月〜10月
- 定員数
- 20名以上
- 所要時間
- 2時間