茨城町自慢の特産物であるシジミの漁を見学します。涸沼のシジミは色が黒く大粒で、厚みがありとても美味しいです。「手掘り」とよばれる昔ながらの漁法も、ぜひ間近でご覧ください。

涸沼で採れる良質なシジミは「ヒヌマヤマトシジミ」とよばれ、大きいものは500 円玉くらいにもなります。涸沼は大量の海水が流れ込む汽水湖のため、養分が豊富でシジミの生育に非常に適した環境です。

まず、涸沼の生態系を守る為に皆で守っているルールのお話や、実際に使われる漁具などの説明を地元の漁師さんから教わります。
その後船に分乗し、シジミ漁を間近で見学します。

機械を使わず、人力で丁寧に採取するため、シジミに傷がつきにくく、ストレスを与えず元気なまま獲ることができ、鮮度も長持ちするそうです。
一度に採れる量は1～3 キロ程と少ないですが、漁師さん達は「手掘り」に誇りをもって毎日漁に出かけます。

涸沼の人々が大切に受け継いできたシジミ漁を、ぜひご覧ください。